“しょうじろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
庄二郎20.0%
正次郎20.0%
象二郎20.0%
象次郎20.0%
鉦次郎20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淡谷庄二郎しょうじろうさんは、ひとりの書生しょせいをつれて、自動車で、まるうち三菱みつびし銀行の金庫から、ふろしきにつつんだ、小さいはこを取り出して、おうちへ帰りました。
塔上の奇術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
大黒屋だいこくやの番頭正次郎しょうじろうさんが殺されて、今日細川様へ納める五千両の大金が、けむのように消えてしまいましたぜ」
明治新政府の外交官として伊藤〔博文ひろぶみ〕、井上〔かおる〕、後藤(象二郎しょうじろう)、寺島〔宗則むねのり〕、小松(帯刀たてわき)や我輩が任命せられた。
青年の天下 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
日本全国に会員三万人、後藤大臣並びに夫人(象次郎しょうじろう伯)の尊敬一方ひとかたでないという先生も、女史を知ることが出来ず、そんな甘い手に乗ると思ったのは彼れが一代の失策であったであろう。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
翌日私の下宿に配達して行った新聞の「花嫁花婿」という欄に、工学士鉦次郎しょうじろうの写真と、高谷千代子の写真とが掲載されて、六号活字の説明にこんなことが書いてあった。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)