“しゅうてき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
讐敵83.3%
周狄8.3%
讎敵8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうした自然主義の文学論が、根本に於て詩と両立できないもの、否まさしく詩の讐敵しゅうてきであり、詩的精神の虐殺者であることは言うまでもない。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
いわゆる支那北部の旧族、いわゆる支那の歴史あって以来周狄しゅうてきの後に匈奴きょうどとなり、それから種々の変遷を経てりょうきん、またげんとなり、ついに愛新覚羅あいしんかくら氏が起った。
東亜の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)
最後の彼女の手紙を見た私の心に燃え立ったものは獣のごとき憎悪と讎敵しゅうてきのごとき怨恨とであった。これは明らかに自己を破るものである。
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)