“しゅうえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
終焉94.2%
愁艶1.9%
衆怨1.9%
讐怨1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、その終焉しゅうえんを、いと朦朧もうろうとさせているのは、一つの殺人に、下手人が二人現われたということである。
地虫 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
たとえば、ここに病理的な潜在物があって、それが、発生から生命の終焉しゅうえんに至るまで、生育もしなければ減衰もせず
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
なんたる愁艶しゅうえんであろう。蘭花に似たまぶたは、ふかい睫毛まつげをふせておののきながら曹操の心を疑っている。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
母の一笑に、甚助もまた、そう思ったにちがいない。だが、若くして美しかった楡葉にれはは、亡夫の讐怨しゅうえんを子の討ちはらしてくれた報告を聞いてから幾年いくとせもなく、病の床について世を去った。
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)