“しゃかむににょらい”の漢字の書き方と例文
語句割合
釈迦牟尼如来100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんこっちへ来てテントの張ってある五、六軒の家を眺め、どうも縁なき衆生しゅじょうし難しと釈迦牟尼如来しゃかむににょらいがおっしゃってござるが
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
三界六道さんがいろくどうの教主、十方最勝じっぽうさいしょう光明無量こうみょうむりょう三学無碍さんがくむげ億億衆生引導おくおくしゅじょういんどう能化のうげ南無大慈大悲なむだいじだいひ釈迦牟尼如来しゃかむににょらいも、三十二そう八十種好しゅこう御姿おすがたは、時代ごとにいろいろ御変りになった。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そのときちょうど、迦葉かしょう阿難あなんの二尊者そんじゃを連れた釈迦牟尼如来しゃかむににょらいがそこを通りかかり、悟空の前に立ちふさがって闘いをめたもうた。悟空が怫然ふつぜんとしてってかかる。如来が笑いながら言う。
かつ釈迦牟尼如来しゃかむににょらいの見る前も恐ろしいという考えがありましたから、それがために一点も心の底の掻き乱されるというような事はなかったです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
あなた方は一体釈迦牟尼如来しゃかむににょらいがありがたいか、この国の旧教派の開祖かいそのロボン・リンボチェがありがたいかといってポンと外の話を突き出した。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)