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しびとばな
ふりがな文庫
“しびとばな”の漢字の書き方と例文
語句
割合
死人花
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死人花
(逆引き)
と、五六
間
(
けん
)
手前
(
てまへ
)
から
叱
(
しか
)
り付けた。
唖者
(
をし
)
の
子等
(
こら
)
は人の
気勢
(
けはひ
)
に
駭
(
おどろ
)
いて、手に手に
紅
(
あか
)
い
死人花
(
しびとばな
)
を持つた
儘
(
まヽ
)
畑
(
はたけ
)
を
横切
(
よこぎ
)
つて、半町も無い
鹿
(
しヽ
)
ヶ
谷
(
たに
)
の盲唖院へ駆けて帰つた
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
そして石蒜は和名したまがり、
死人花
(
しびとばな
)
、幽霊花の方言があって、邦人に
忌
(
い
)
まれている。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
彼岸花、
天蓋花
(
てんがいばな
)
、
死人花
(
しびとばな
)
、幽霊花、狐花などという、あまり好ましくない和名が民間に行われている
故以
(
ゆえん
)
であろう。その中で穏かなのは彼岸花というのだけである。それとても
抹香臭
(
まっこうくさ
)
い。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
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