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しどうきん
ふりがな文庫
“しどうきん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
祠堂金
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祠堂金
(逆引き)
小金吾問へば「檀那、お聞なすつて下さいまし、村の者から預つて来た、
高野
(
こうや
)
へ納める
祠堂金
(
しどうきん
)
の廿両、この袷の間へ入れて置いたのがございません、さあ大変だ、金がねえ」
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
祠堂金
(
しどうきん
)
も納めてある筈、僅ばかりでも折々の附け届も怠らなかった
積
(
つもり
)
だのに、是はまた如何な事!
何時
(
いつ
)
掃除した事やら、台石は一杯に
青苔
(
あおごけ
)
が蒸して石塔も白い
痂
(
かさぶた
)
のような物に
蔽
(
おお
)
われ
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
作「三藏かえ、
彼
(
あれ
)
はね
婆
(
ばア
)
さまが死んだから其の白骨を本当の紀州の高野へ納めに往くって、
祠堂金
(
しどうきん
)
も沢山持ってる様子だ、お累さんもあゝいう
死様
(
しによう
)
をしたのも
矢張
(
やっぱり
)
お
前
(
めえ
)
ら二人でした様なものだぜ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
しどうきん(祠堂金)の例文をもっと
(7作品)
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