“しちき”の漢字の書き方と例文
語句割合
七騎100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかしから、落人おちうど七騎しちき相場さうばきまつたが、これは大國たいこく討手うつてである。五十萬石ごじふまんごくたゝかふに、きりもちひとつはなさけない。が、討死うちじに覺悟かくごもせずに、血氣けつきまかせて馳向はせむかつた。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
東部下野しもつけは自分の家に関係があるからしばしばその旧記に目を触れているが、那須郡の七騎しちきとか、某郡の十何名などという総括した名称を持っている旧家は、どこの国でもことに目を付けられて
家の話 (新字新仮名) / 柳田国男(著)