“しえい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紫影60.0%
四裔20.0%
試衛20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛伴ぎゅうはん(為山)、松宇、桃雨、猿男さるお得中とくちゅう、五洲、洒竹、紫影しえい爛腸らんちょう(嶺雲)、肋骨ろっこつ木同もくどう、露月、把栗、墨水、波静、虚子らの顔触かおぶれであったかと記憶して居る。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
巍の言にいわく、我が高皇帝、三代のこうのっとり、嬴秦えいしんろうを洗い、諸王を分封ぶんぽうして、四裔しえい藩屏はんぺいたらしめたまえり。しかれどもこれを古制に比すれば封境過大にして、諸王又おおむ驕逸きょういつ不法なり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
前年の冬、江戸で「浪士組」に馳せ参じた、清河のいわゆる「非常の士」二百数十名の中で、近藤勇を盟主とする試衛しえい館派数名は、何ほどの注意にも値しないものに見えた。
新撰組 (新字新仮名) / 服部之総(著)