“ざんしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
讒者60.0%
慙謝40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるを 菅神のうらみ玉はざりしは配所の詩哥にてもしらる、 菅神はうらみ玉はずとも賢徳けんとく忠臣の冤謫ゑんてきを天のいきどほりて水旱すゐかん風雷ふうらい異変いへん讒者ざんしや奸人かんじん死亡しばうありしならん。
某は慙謝ざんしやして退いたさうである。蘭軒の病弱は其形骸にあつて、其精神にはなかつた。蘭軒は身を終ふるまで学問のために努力して、毫も退転しなかつたのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
着靴者慙謝くつをつくるものざんしや、とある。これは慙謝ざんしや當然あたりまへである。
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)