“ざふし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雜司83.3%
雑司16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
用事といふのは、あつしが持込んで來たんだが、昨日雜司ざふしに厄介な殺しがあつたのさ。
「商賣人上りには違えねえが、雜司ざふし名物の鐵心道人の弟子で袈裟けさを掛けて歩くすごい年増だ。殺されたとたんに紫の雲がおりて來て、通し駕籠で極樂へ行かうといふ代物しろものだから驚くでせう」
ずつと以前まへ、丁度この頃のやうな秋日和に東京の近郊、雑司ざふし附近あたり徜徉ぶらついてゐると、一人の洋画家が古ぼけた繻子張しゆすばり蝙蝠傘かうもりがさの下で、其辺そこらの野道をせつせと写生してゐた。