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雑司
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ざふし
ふりがな文庫
“
雑司
(
ざふし
)” の例文
旧字:
雜司
ずつと
以前
(
まへ
)
、丁度この頃のやうな秋日和に東京の近郊、
雑司
(
ざふし
)
が
谷
(
や
)
の
附近
(
あたり
)
を
徜徉
(
ぶらつ
)
いてゐると、一人の洋画家が古ぼけた
繻子張
(
しゆすばり
)
の
蝙蝠傘
(
かうもりがさ
)
の下で、
其辺
(
そこら
)
の野道をせつせと写生してゐた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
司
常用漢字
小4
部首:⼝
5画
“雑司”で始まる語句
雑司ヶ谷
雑司谷