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ざいなう
ふりがな文庫
“ざいなう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
財嚢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
財嚢
(逆引き)
一男子は笑ひつゝ、さらば我は
骨牌
(
かるた
)
の爲めに帶び來れる此金殘らずを置かんと云ひて、その
財嚢
(
ざいなう
)
を
擲
(
なげう
)
てり。われ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
色白の腕を
伸
(
の
)
した
椈
(
ぶな
)
の木よ、
聖母瑪利亞
(
おんはゝまりや
)
、子持を歎き給ふ
禮拜堂
(
らいはいだう
)
、
二形
(
ふたなり
)
の
利未僧
(
りびそう
)
が重い足で踏み碎いた、あらずもがなの
足臺
(
あしだい
)
、僧官濫賣の
金
(
かね
)
を
容
(
い
)
れて、
燒焦
(
やけこげ
)
をこしらへた
財嚢
(
ざいなう
)
、「愛」の神が
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
何故といつて、芳賀氏はその晩
財嚢
(
ざいなう
)
には何一つ持ち合せてゐなかつたのだから。氏は名刺を取り出して、自分はかういふ者だ、明日の朝まで待つて欲しいと言つて、
漸
(
やつ
)
と巡査を納得させる事が出来た。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ざいなう(財嚢)の例文をもっと
(3作品)
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