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ざあ
ふりがな文庫
“ざあ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
颯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
颯
(逆引き)
荒海の
磯端
(
いそばた
)
で、肩を合わせて一息した時、息苦しいほど蒸暑いのに、
颯
(
ざあ
)
と風の通る音がして、思わず脊筋も
悚然
(
ぞっ
)
とした。
絵本の春
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
而して
颯
(
ざあ
)
と雨の音がした。起きて雨戸を一枚繰つて見たら、
最早
(
もう
)
月が出て、沼の水に螢の樣に星が浮いて居た。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
真夜中
(
まよなか
)
にごろ/\と雷が鳴った。雨戸の
隙
(
すき
)
から雷が光った。而して
颯
(
ざあ
)
と雨の音がした。起きて雨戸を一枚
繰
(
く
)
って見たら、
最早
(
もう
)
月が出て、沼の水に
螢
(
ほたる
)
の様に星が浮いて居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
一庭
(
いってい
)
の雨脚を
凄
(
すさま
)
じく見せて、ピカリと雷が光る。
颯
(
ざあ
)
、颯と烈しく降り出した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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