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さんがいまつ
ふりがな文庫
“さんがいまつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
三階松
60.0%
三蓋松
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三階松
(逆引き)
黒い
暖簾
(
のれん
)
がふわふわしている。白い字が染抜いてある。その次には頭を
掠
(
かす
)
めるくらいに軒灯が出ていた。真中に
三階松
(
さんがいまつ
)
が書いて下に
本
(
もと
)
とあった。その次には
硝子
(
ガラス
)
の箱に
軽焼
(
かるやき
)
の
霰
(
あられ
)
が詰っていた。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
靄ごめや
三階松
(
さんがいまつ
)
の塗笠の笠揺り畳ね今は
梅雨時
(
つゆどき
)
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
さんがいまつ(三階松)の例文をもっと
(3作品)
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三蓋松
(逆引き)
こりゃア何だろう、へえ
宜
(
よ
)
い御紋ですな、是は
三蓋松
(
さんがいまつ
)
てえので、
余
(
あんま
)
り付けません、
俳優
(
やくしゃ
)
の
尾張屋
(
おわりや
)
の紋でげすなア
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
手にしていたひとそろいをどさりと目のまえへ投げ出しながら、むだをいわずに
三蓋松
(
さんがいまつ
)
の紋を指さしました。
右門捕物帖:34 首つり五人男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
頭巾
(
ずきん
)
の色は古代紫。着物は黒地に乱菊模様の小紋ちりめん。羽織も同じ黒の無地、紋は
三蓋松
(
さんがいまつ
)
でした。
右門捕物帖:34 首つり五人男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
たしかにこの隠宅へあの
三蓋松
(
さんがいまつ
)
のひとそろいを届けたというからにゃ、首尾の松の首っつりもこの家のうちに根を張っているにちげえねえんだ。お城御用まで承る後藤の店でうそをつくはずはねえ。
右門捕物帖:34 首つり五人男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
さんがいまつ(三蓋松)の例文をもっと
(2作品)
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