トップ
>
さるまわし
ふりがな文庫
“さるまわし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
猿廻
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猿廻
(逆引き)
そこへ、手水鉢へ来て、手を洗ったのが、若い手代——君が云う、その美少年の
猿廻
(
さるまわし
)
。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
モ一人
他
(
ほか
)
に知ってるものがあるそうで、始終母様がいってお聞かせの、それはあすこに置物のように
畏
(
かしこま
)
っている、あの猿——あの猿の
旧
(
もと
)
の飼主であった——
老父
(
じい
)
さんの
猿廻
(
さるまわし
)
だといいます。
化鳥
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ちょうど
市
(
まち
)
の場末に住んでる
日傭取
(
ひようとり
)
、土方、人足、それから、
三味線
(
さみせん
)
を弾いたり、太鼓を
鳴
(
なら
)
して
飴
(
あめ
)
を売ったりする者、
越後獅子
(
えちごじし
)
やら、
猿廻
(
さるまわし
)
やら、
附木
(
つけぎ
)
を売る者だの、唄を謡うものだの、
元結
(
もっとい
)
よりだの
化鳥
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さるまわし(猿廻)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
さるまはし
さるまわ