“さつや”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サツヤ
語句割合
猟矢33.3%
獵矢33.3%
征箭16.7%
獵箭16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巻二(一一八)に舎人皇子とねりのみここたえ奉った歌があり、大宝二年の持統天皇参河みかわ行幸従駕の作、「丈夫ますらを猟矢さつやたばさみ立ち向ひ射る的形まとかたは見るにさやけし」(巻一・六一)があるから
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
白銀しろがね獵矢さつやを君は
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
忽ち一隻の舟ありて、漁父等の立てるみさきの下より、つるを離れし征箭さつやの如く、波平かなる海原を漕ぎ出で、かの怪しき島國の方に隱れぬ。
獵箭さつや弓弦ゆづるつがごと
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)