トップ
>
さくじぶぎょう
ふりがな文庫
“さくじぶぎょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
作事奉行
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
作事奉行
(逆引き)
もっとも、
作事奉行
(
さくじぶぎょう
)
も
棟梁
(
とうりょう
)
も
工匠目付
(
こうしょうめつけ
)
も、四方にかけあるいている
使番
(
つかいばん
)
もすべて
上
(
かみ
)
は
鎧装
(
がいそう
)
陣羽織
(
じんばおり
)
、
下
(
しも
)
は
小具足
(
こぐそく
)
、ことに
人夫
(
にんぷ
)
を使っているものなどは
抜刀
(
ばっとう
)
をさげて
指揮
(
しき
)
しているありさま。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、一里もつづく長い行列が、いま浮世絵のように通っているのは、江戸は麻布の上屋敷を発して来たお
作事奉行
(
さくじぶぎょう
)
、柳生対馬守様、つづく一行は同じくお畳奉行、別所信濃守様のお供ぞろい。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
啓之助はそれを
幸
(
さいわ
)
いに、誰よりも早く、庭手へ下りかけようとすると、そこへ
作事奉行
(
さくじぶぎょう
)
の中村
兵庫
(
ひょうご
)
、
城普請
(
しろぶしん
)
の
棟梁
(
とうりょう
)
益田藤兵衛
(
ますだとうべえ
)
、そのほか
石垣築
(
いしがきづき
)
の役人などが、落ちつきのない顔色でバラバラと
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さくじぶぎょう(作事奉行)の例文をもっと
(5作品)
見る
検索の候補
さくじぶぎやう