“さきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
左京25.0%
左胸25.0%
左頬25.0%
茶経25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丹後には一色左京さきょうを。また丹波たんばには明智光秀を。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
専務車掌室のドアを細目にひらいて、消音ピストルを打ったと考えてはどうであるか。それでは銃丸たまは、かおるの左胸さきょう側面そくめんから射つことになる。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
左頬さきょうにあざある一少尉は少軍医の手をとり
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
などと、かたりで、中華ではしんのころから紳士のあいだで愛飲されだして、唐の陸羽りくうは、茶経さきょうという書物しょもつさえあらわしている。また、鬱気うつきを散じるによく、血滞けったいを解くによろしい。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)