“ごじふから”の漢字の書き方と例文
語句割合
五十雀100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渡鳥わたりどり小雀こがら山雀やまがら四十雀しじふから五十雀ごじふから目白めじろきくいたゞき、あとりをおほみゝにす。椋鳥むくどりすくなし。つぐみもつとおほし。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
同時に遠近をちこちの樺の幹が、それだけ白々と見えるやうになつた。駒鳥やひはの声の代りに、今は唯五十雀ごじふからが、稀に鳴き声を送つて来る、——トウルゲネフはもう一度、まばらな木々の中を透かして見た。
山鴫 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)