“こぬれ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:コヌレ
語句割合
木末100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかときと夜鴉なけどこの山下をかの 木末こぬれの上はいまだ静けし
日本の美 (新字新仮名) / 中井正一(著)
「あかときと夜烏よがらす鳴けどこのをかの木末こぬれのうへはいまだ静けし」(巻七・一二六三)などもそうだが、万葉のこういう歌でも実質的、具体的だからいいので
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
夏山なつやま木末こぬれしじにほととぎすとよむなるこゑはるけさ 〔巻八・一四九四〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)