“こすぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
小杉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見るより大いに悦び小杉こすぎの伯父樣此坊主ばうず勾引かどはかしますアレ/\伯父樣々々をぢさま/\と云れて九助は何ぢやと立止たちとゞまるを旅僧は是を見と等く是はたまらぬと其儘後を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
床には小杉こすぎ榲邨おんそんの「淡きもの味はへよとの親こゝろ共にしのびて昔かたらふ」と書いた幅を掛けてある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
今、浅草公園にかかっている“二十世紀の新文福茶釜しんぶんぶくちゃがま”という見世物を見物に行くんです。これは、わたしの助手である小杉こすぎ少年が、わたしに知らせてくれたものです。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
上私し先年駿河國するがのくに阿部川村に母と一所に居十一歳の節一人の出家しゆつけ勾引かどはかされ宇都うつ地藏堂ぢざうだうまで引行ひきゆかれし處幸ひ向ふよりまゐたび人のあるにより時に取ての作意さくいにて小杉こすぎ叔父をぢ樣とこゑ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)