“こうない”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
構内81.0%
幸内14.3%
窖内4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、ある停車場ていしゃば構内こうないに、ここからは、とおくへだたっている平原へいげんなかのレールからいた番号ばんごう汽罐車きかんしゃがじっとしてやすんでいました。
負傷した線路と月 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「はい、私は幸内こうないと申します」
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
草の裏で鳴いているのか、崩れ掛った窖内こうないで鳴いているのか分らなかった。向うのかたに支那人の影が二人見えたが、我々の姿を認めるや否や、草の中に隠れた。ああやって、何か掘りに来るんです。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)