“こうたつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
曠達66.7%
口達33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐の開元年中、郭元振かくげんしんしんの国を出てふんの方へ往った。彼は書剣を負うて遊学する曠達こうたつな少年であった。
殺神記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
放逸ほういつ曠達こうたつたい無し。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
嘉永二年三月七日に、抽斎は召されて登城とじょうした。躑躅つつじにおいて、老中ろうじゅう牧野備前守忠雅ただまさ口達こうたつがあった。年来学業出精につき、ついでの節目見めみえ仰附けらるというのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)