“げんゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
元雄33.3%
現幽33.3%
衒勇33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歴世略伝に拠るに、是より先榛軒は狩谷棭斎、松崎慊堂かうだうに就いて経を受け、父蘭軒、多紀茝庭さいてい、辻本崧庵しゆうあん、田村元雄げんゆうに就いて医学諸科を修めた。柏軒が経学の師も亦棭斎である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
が、そなたもとお現幽げんゆうは一幽界ゆうかいことただちに現界げんかいうつるから、実際じっさいはどちらとも区別くべつがつけられないことになる……。
衒勇げんゆうを振うことも趣味の一つであった。
無月物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)