“げんもく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眩目50.0%
絃黙50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかうして今茲に有生十五億を眩目げんもくせしむるの巨光、しかうして又、世界第二の文明を経営すべき参天の巨柱は建設せられたる也。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
吾人の自負は未だ舞台の広大なるに眩目げんもくする程に小心ならざる也。既に斯くの如し。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
時は涼秋りょうしゅうげつ、処は北海山中の無人境、篝火かがりびを焚く霜夜の天幕、まくそとには立聴くアイヌ、幕の内には隼人はやと薩摩さつま壮士おのこ神来しんらいきょうまさにおうして、歌ゆる時四絃続き、絃黙げんもくす時こえうた
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)