“けんてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
献帝57.1%
検定28.6%
賢弟14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千古にしるすべきその日その年、まさに漢の献帝けんていが代の初平三年壬申みずのえさる、四月二十二日の真昼だった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
検定けんていを受けるつもりか」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
功名富貴こうめいふうきはいふにらず。吾いま母公ぼこう慈愛めぐみをかうむり、四八賢弟けんていゐやを納むる、何ののぞみかこれに過ぐべきと、よろこびうれしみつつ、又日来ひごろをとどまりける。
赤穴五歳長じたれば、伯氏あにたるべき礼義ををさめて、左門にむかひていふ。吾父母にわかれまゐらせていとも久し。賢弟けんていが老母はやがて吾が母なれば、あらたに拝みたてまつらんことを願ふ。