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けやぶ
ふりがな文庫
“けやぶ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蹴破
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蹴破
(逆引き)
夜は夜で近辺のお屋敷の戸
蔀
(
しとみ
)
を
蹴破
(
けやぶ
)
る物音の、けたたましい叫びと入りまじって聞えて参ることも、室町あたりでさえ珍らしくはございません。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
開かずば
蹴破
(
けやぶ
)
るぞと
嚇
(
おど
)
す
故
(
ゆえ
)
に、是非なく戸を明けたれば入りきたるはヤマハハなり。炉の
横座
(
よこざ
)
に
蹈
(
ふ
)
みはたかりて火にあたり、飯をたきて食わせよという。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
この男は村一番の
強者
(
つわもの
)
で、ある時村の一番強い牛と
喧嘩
(
けんか
)
をして、その牛の角をへし
折
(
お
)
り、あばら
骨
(
ぼね
)
を
蹴破
(
けやぶ
)
って
見事
(
みごと
)
に
倒
(
たお
)
してしまったことのある男であった。
鬼退治
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
けやぶ(蹴破)の例文をもっと
(21作品)
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