“けっぱつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
結髪83.3%
抉発16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もって冥加金を着服し、私腹を肥やす一方においては、せせこましき故意わざとらしき倹約令を出し、足袋たびのこと、ふんどしのこと、結髪けっぱつのこと、それらのことにまで干渉し、贅を尽くさば重き処刑
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
六尺豊かの筋骨たくましい鬚男ひげおとこで、髪は結髪けっぱつにした上から、手拭で頬かむりをし、眼先なかなかものすごく、小刀を前半まえはんにし、大刀を後ろの柳の木へ、戸板を結びつけたしきりへ立てかけて置いて
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その悪徳と滑稽こっけいな点とを撲滅せんがため——ことにそれらを利用しそれらによって生きんとする奴らを撲滅せんがために、大胆にそれらを抉発けっぱつして構わないのだ、抉発しなければならないのだ。