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くしげ
ふりがな文庫
“くしげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
クシゲ
語句
割合
櫛笥
66.7%
櫛匣
26.7%
笥
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
櫛笥
(逆引き)
それは、巳之助丸の生母が、
櫛笥
(
くしげ
)
左中将
隆致
(
たかむね
)
の
女
(
むすめ
)
だったからである。彼女は貝姫といい、その姉の
逢春門院
(
ほうしゅんもんいん
)
は後西天皇の御生母であった。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
くしげ(櫛笥)の例文をもっと
(10作品)
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櫛匣
(逆引き)
ところが、やがて泣きやむと、波路はするすると千鳥棚の下へ寄ってゆき、コトリと、
櫛匣
(
くしげ
)
の蓋をとっている。上目づかいで、良人が見ているなどは、おそらく意識の外だったろう。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
くしげ(櫛匣)の例文をもっと
(4作品)
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笥
(逆引き)
そうした大名にも出来ない気ままが、家のうちに充満して、彼女の
笥
(
くしげ
)
には何百両の
鼈甲
(
べっこう
)
が寝せられ、香料の
麝香
(
じゃこう
)
には金幾両が投じられるかわからなかった。
旧聞日本橋:10 勝川花菊の一生
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
くしげ(笥)の例文をもっと
(1作品)
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