“クシゲ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:くしげ
語句割合
櫛笥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本尊容れで、他の用途に使はれたものは、「ほかひ」以前か、又同時にか、尚一つ考へられる。即、櫛笥クシゲである。此笥に関する暗示は、柳田国男先生既に書かれてゐる。
大唐以來大師の爲に櫛笥クシゲをとり、湯殿の流しに仕へましたとかで、入滅の後も、この聖たちよりほかに、與らせぬ行事も間々御座います。日京卜らしいものもその一つで——。
死者の書 続編(草稿) (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)