“くさやぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
草藪85.7%
草家葺14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこではつるが長いつばさをひろげて飛びまわり、ペリカン鳥はミモザのえだから人々を見おろしています。しげった草藪くさやぶが、象の重たい足にみつけられています。
今でもその住んでゐた城のあとはその村の西の一隅に草藪くさやぶになつて残つてゐるが、半ば開墾されて麦畠、豆畑、桑畑くはばたけになつてゐるが、それでもやかたあとだけは開墾するとたゝりがあると言つて
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
その広庭を二町ばかり下におりますと、そこに草家葺くさやぶきのようなものが、竹、木、麦稈むぎわら等で建てられて居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)