トップ
>
ぎょてい
ふりがな文庫
“ぎょてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
馭丁
50.0%
魚梯
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馭丁
(逆引き)
余は道の東西をも分かず、思いに沈みて行くほどに、
往
(
ゆ
)
きあう馬車の
馭丁
(
ぎょてい
)
に
幾度
(
いくたび
)
か
叱
(
しっ
)
せられ、驚きて飛びのきつ。しばらくしてふとあたりを見れば、
獣苑
(
じゅうえん
)
の傍らに出でたり。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
馭丁
(
ぎょてい
)
に「カバン」持たせて
梯
(
はしご
)
を登らんとするほどに、エリスの梯を
駈
(
か
)
け
下
(
おり
)
るに
逢
(
あ
)
いぬ。彼が一声叫びてわが
頸
(
うなじ
)
を
抱
(
いだ
)
きしを見て馭丁は
呆
(
あき
)
れたる面もちにて、なにやらん
髭
(
ひげ
)
のうちにて言いしが聞こえず。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ぎょてい(馭丁)の例文をもっと
(1作品)
見る
魚梯
(逆引き)
でも、大川平三郎は糸之瀬から一滴の水も下流へこぼさなかったが、浅野総一郎は岩本の堰堤から、ぎこちない
魚梯
(
ぎょてい
)
を通して、僅かの水を下流へ送った。
利根の尺鮎
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
ぎょてい(魚梯)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ぎよてい