“ぎょえい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御影50.0%
御詠50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鶴見は、そこに、はからずも、しこげな御影ぎょえいを仰ぎ見たのである。太秦うずまさ広隆寺の桂宮院けいきゅういんに納めてある太子の御尊像そっくりであった。
肱近ひじちかのテーブルには青地交趾せいじこうちはちに植えたる武者立むしゃだち細竹さいちくを置けり。頭上には高く両陛下の御影ぎょえいを掲げつ。下りてかなたの一面には「成仁じんをなす」の額あり。落款は南洲なんしゅうなり。架上に書あり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
近年益子町に御詠ぎょえいを刻んだ石碑が一基建てられました。陛下がマス女の絵附を御覧じて歌われたものであります。
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
天皇、その日の御詠ぎょえいに。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)