“きりはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
切払60.0%
伐払20.0%
切拂20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸の大城たいじょう炎上のとき幼君を守護して紅葉山もみじやま立退たちのき、周囲に枯草の繁りたるを見て非常の最中不用心ぶようじんなりとて、みずから腰の一刀をぬいてその草を切払きりはら
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
今はこの左右の崖も大方は趣のない積み方をした当世風の石垣となり、竹藪も樹木も伐払きりはらわれて、全く以前の薄暗い物凄さを失ってしまった。
掛出さんとするをり番頭太藏はを覺まし大音に盜人々々どろばう/\と聲を立るゆゑ仁左衞門小猿は逃出にげいでんとする所に大勢追來おひきたりしかばやむを得ず三人程切拂きりはらひて其場を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)