“きょぼく”の漢字の書き方と例文
語句割合
巨木100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家康いえやすどのからもご領地りょうち巨木きょぼく人夫にんぷ、おびただしい合力ごうりきでございます」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いまは、運命に任せて目をつむると、と風も身も動かなく成つた。我に返ると、わしおおいなるこずえに翼を休めて居る。が、山の峰のいただきに、さながら尖塔せんとうの立てる如き、雲をつらぬいた巨木きょぼくである。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)