“きょせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
虚勢63.6%
許靖9.1%
虚星9.1%
虚靖4.5%
去勢4.5%
虚声4.5%
虚静4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「構えて、左様な、虚勢きょせいを固持しておられるうちは、仔細に、申すわけに参りません。まず謙虚けんきょをお示しなくば」
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして中門廊まで来ると、太傅たいふ許靖きょせいが、彼方から色を変えて急いでくる。彼は呼び止めて
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私達は虚星きょせいの精でございます、もとここに住んでおりましたが、この猿どもがやってきて追い出されましたので、どうかしてそれを取り戻したいと思っているところへ
申陽洞記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「まことに、あいにくでしたの。われらも、今知ったのでござりますわ。——山上の虚靖きょせい天師がはやお留守ということを」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ぜひもなし、あとは虚靖きょせい天師のお帰りを待つのみです。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もし短いあいだの無事ばかり祈って、その怒りをやたらに抑えてゆくと、土壌は去勢きょせいされて、万物を生々せいせいと繁茂させる力を失う。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
“わっ——”と、初めの攻め声が、虚声きょせいに変った。ひとたび“崩れ”を生じると、これは如何ともなし難い勢いを示すものだ。全軍、先を争って、麓へ駈け出す。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
虚静きょせいを要とし物にふれ動かず——とある擁心流ようしんりゅうは拳のやわらと知るや、容易ならぬ相手とみたものか、小蛇のようにからんでくる指にじっと手を預けたまま、がらりと態度をあらためて
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)