“きょうもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
経文97.4%
狂紋2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうか平易にして読み易い仏教の経文きょうもんを社会に供給したいという考えから、明治二十四年の四月から宇治の黄檗山おうばくさん一切蔵経いっさいぞうきょうを読み始めて
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
これでこの話はおしまいに致します。古い経文きょうもんの言葉に、心はたくみなる画師えしの如し、とございます。何となく思浮おもいうかめらるる言葉ではござりませぬか。
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
渡辺源三競の滝口、出陣の出立は、狂紋きょうもん狩衣かりぎぬに大きな菊綴きくとじ、先祖代々伝わる所の着長きせなが緋縅ひおどしよろいかぶとは銀の星をいただいている。