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きゃはんわらじ
ふりがな文庫
“きゃはんわらじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
脚絆草鞋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脚絆草鞋
(逆引き)
定紋
(
じょうもん
)
は
放
(
はな
)
れ
駒
(
ごま
)
、
博多
(
はかた
)
の帯を締めて、
朱微塵
(
しゅみじん
)
、
海老鞘
(
えびざや
)
の刀
脇差
(
わきざし
)
をさし、
羽織
(
はおり
)
はつけず、
脚絆草鞋
(
きゃはんわらじ
)
もつけず、この険しい道を、素足に下駄穿きでサッサッと登りつめて
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
渡り鳥のように四国の
脊梁山脈
(
せきりょうさんみゃく
)
を越えて南海の町々村々をおとずれて来る一隊の青年行商人は、みんな白がすりの着物の
尻
(
しり
)
を端折った
脚絆草鞋
(
きゃはんわらじ
)
ばきのかいがいしい姿をしていた。
物売りの声
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
とがった三角がたの軍帽をかぶり、
背嚢
(
はいのう
)
を
襷掛
(
たすきが
)
けに負い、
筒袖
(
つつそで
)
を身につけ、
脚絆草鞋
(
きゃはんわらじ
)
ばきで、左の肩の上の
錦
(
にしき
)
の
小片
(
こぎれ
)
に官軍のしるしを見せたところは、実地を踏んで来た人の身軽ないでたちである。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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(3作品)
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