“きみたち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
君達61.5%
伯等15.4%
伯達7.7%
君等7.7%
大小哥哥7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「うらやましからう。だが、これは天祐てんゆうといふもので、いくら自分じぶん君達きみたちをいれてあげやうとしたところで駄目だめなんだ」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
モンテムルロは今も昔の伯等きみたちに屬し、チェルキはアーコネの寺領に殘り、ボンデルモンティは恐らくはヴァルディグレーヴェに殘れるなるべし 六四—六六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
恩惠めぐみによりてわれらのみかどは、汝が、未だ死なざるさきに、その諸〻の伯達きみたちと内殿に會ふことを許し 四〇—四二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「それはナ天下の権を握つたら愉快だらうが、」と懸賞小説家は流盻ながしめに冷笑しつ。「君等きみたちのやうな壮士の仲間入りは感服しないナ。」
貧書生 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
嘘ばっかり。大小哥哥きみたち、宿場女郎の髪の香、肌ざわりなど大話をしていたればこそ、そんなものがあらわれた。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)