“きぜつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
気絶74.1%
氣絶22.2%
奇絶3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といったまま、モンクスは、目をひきつらして、ほんとうに気絶きぜつしてしまったのだ。見物人も気絶したように、だまってしまった。
柔道と拳闘の転がり試合 (新字新仮名) / 富田常雄(著)
氣絶きぜつするほど甲板かんぱんうへ投倒なげたふされて、折角せつかくたかまつたわたくしはな無殘むざん拗折へしをられてしまつた。
と大きな声を出して野だを呼んだ。なあるほどこりゃ奇絶きぜつですね。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)