“きおろし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木下40.0%
木颪40.0%
木卸20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千葉県へ入って、木更津きさらづから千葉をとおり、木下きおろし、それから利根川について西へ廻り、野田のすこし北を通って元の粕壁へかえるという線——この線以内に聴音隊が配置されてある
空襲下の日本 (新字新仮名) / 海野十三(著)
木颪きおろしまで参りまする途中でもって馬方が此道こゝが近いからと云うて此処こゝを抜けて参りますと、悪漢わるものが出ましたものじゃから、馬方は馬を放り出した儘逃げてしまうと、私は大勢に取巻かれて衣服きものがれ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
安「てまえ馬を引いてるのが幸いだ、己は木卸きおろしあがる五助街道の間道に、藤ヶ谷ふじがやという処の明神山みょうじんやまに当時隠れているんだ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)