木下きおろし)” の例文
押砂河岸に上る前に、木下きおろし河岸で朝早く売りに来た弁当を買った。それの刻みするめあたって腹痛を感じたとのみは思えなかった。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
千葉県へ入って、木更津きさらづから千葉をとおり、木下きおろし、それから利根川について西へ廻り、野田のすこし北を通って元の粕壁へかえるという線——この線以内に聴音隊が配置されてある
空襲下の日本 (新字新仮名) / 海野十三(著)