“がんりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
顔料55.6%
顔良44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ポーデル博士は、鏡の前へいって、まゆを黒く染めたり、高い鼻をおしつけて低くしたり、ひっこんだ目を少し前にだしたり、顔に黄色い顔料がんりょうをぬったりした。それからはかまをつけ、羽織はおりを着た。
ふしぎ国探検 (新字新仮名) / 海野十三(著)
顔料がんりょう(油絵具)を用います、普通油絵に使うだけの種類は必要です。
楢重雑筆 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
先陣は、冀州きしゅうの猛将として名ある顔良がんりょうにも命じられていた。勢いに乗じて、顔良はもう黎陽れいよう(河南省・俊県附近)方面まで突っこんでいた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
袁紹は、直ちに、部下の顔良がんりょうに五万余の兵をさずけ、曹操の軍に協力させ、曹操へ親善の意をこめた書を送った。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)