“かんがみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
英国の富豪モーズレーは、世界の趨勢すうせいかんがみるに、独逸と亜米利加とは国運勃興の徴候が見えている。然るに独逸は国土に限りがあるが、亜米利加はトント限りがない。
教育の目的 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
虎頭ことうはか虎鬚こしゅを編む。固より禍を受くるを知る。言此に止まる。伏して乞う之をかんがみよ。
令狐生冥夢録 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
百露のてつ、それあにかんがみせざるべけんや。たといここに人あり、いま現に雲漢うんかんよりくだるも、その言行神聖ならずんば、人いずくんぞ上帝の一子なりとなさんや。いわんやその子孫においてをや。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)