“かりみや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
行宮50.0%
仮宮37.5%
猟宮12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笠置かさぎの山の行宮かりみやの御夢に、二人の童子が現われてくすの下を指ざし、ここばかりがせめて安らかなる御座所と、御告げ申したという記事に接するごとに、いつも子ども心には
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その翌日は、お札の降ったところの原の真中に、白木造りの仮宮かりみやが出来ました。その晩には仮宮の前へ、誰がするともなく、おびただしい鏡餅の供え物です。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
番兵につかみ出さる で翌朝六時に食事を終えてじきに猟宮かりみやに出掛けて行きまして、まず番兵の居らぬ所から柵内さくないに入りましたが
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
で総理大臣の国王にいますと「今日は非常にせわしい。明日ランボンの猟宮かりみやへ来てくれ。旅行券を与えるから」という。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)