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かぶろ
ふりがな文庫
“かぶろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カブロ
語句
割合
禿
85.7%
禿童
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
禿
(逆引き)
この時司の
禿
(
かぶろ
)
であった娘が、
浜照
(
はまてる
)
という名で、来月
突出
(
つきだし
)
になることになっていた。栄次郎は浜照の客になって、前よりも
盛
(
さかん
)
な
遊
(
あそび
)
をしはじめた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
静の言葉を尤もなことと思った義経は、昔、清盛入道が使っていた
禿
(
かぶろ
)
で、手許にいる者のうち二人ばかりを見せに遣った。だが、二人は行ったきり、いつまで経っても帰って来ないのである。
現代語訳 平家物語:12 第十二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
かぶろ(禿)の例文をもっと
(6作品)
見る
禿童
(逆引き)
と、深刻な表情をしていったので、聞いている一座の者も一寸気味が悪く、それこそ、これが
禿童
(
かぶろ
)
に聞かれでもしたらと、みんな背筋に
粟
(
あわ
)
のたつ思いをしていた。
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
それを良いことにして、
禿童
(
かぶろ
)
たちは、京の街々を、我が物顔に歩き廻る。今日の愚連隊どころではない、絶対の権力を背景にしているだけに、それはもっと始末の悪いものだったにちがいない。
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
禿童
(
かぶろ
)
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
かぶろ(禿童)の例文をもっと
(1作品)
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