“禿童”の読み方と例文
読み方割合
かぶろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、深刻な表情をしていったので、聞いている一座の者も一寸気味が悪く、それこそ、これが禿童かぶろに聞かれでもしたらと、みんな背筋にあわのたつ思いをしていた。
それを良いことにして、禿童かぶろたちは、京の街々を、我が物顔に歩き廻る。今日の愚連隊どころではない、絶対の権力を背景にしているだけに、それはもっと始末の悪いものだったにちがいない。
禿童かぶろ