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かくざい
ふりがな文庫
“かくざい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
角材
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
角材
(逆引き)
鞄の中には杉の
角材
(
かくざい
)
と見えるものが四本と、新聞紙と見えるものが十四五枚とが入っていることは、さっき調べたとおりであった。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
檐
(
のき
)
には、四寸の
角材
(
かくざい
)
に、上下に三本ずつ墨黒ぐろと太い線を引いた棒が、うやうやしく立てかけてある。棟上げの
縁起
(
えんぎ
)
物だ。まん中に白紙を巻いてしめ繩を張り、
祝儀
(
しゅうぎ
)
の水引きが結んである。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
圓鋸機
(
ゑんきよき
)
、
帶形鋸機
(
たいけいきよき
)
のほとりには、
角材
(
かくざい
)
、
鐵材
(
てつざい
)
山
(
やま
)
の
如
(
ごと
)
く、
其他
(
そのほか
)
、
空氣壓搾喞筒
(
くうきあつさくぽんぷ
)
、
電氣力發機等
(
でんきりよくはつきとう
)
の
緻密
(
ちみつ
)
なる
機械
(
きかい
)
より、
銀鑞
(
ぎんらう
)
、
白鑞
(
はくらう
)
、タール
綱
(
づな
)
、マニラ
綱
(
づな
)
、
帆
(
ほ
)
縫糸
(
ぬひいと
)
、
撚糸
(
よりいと
)
、
金剛砂布
(
こんがうしやふ
)
、
黒鉛
(
こくゑん
)
、
氣發油
(
きはつゆう
)
、
白絞油
(
はくかうゆう
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
決して
角材
(
かくざい
)
や古新聞紙は入れなかったといいます。つまり賊は、博士の鞄とそっくりの鞄を用意し、その中に角材を入れて、二重鞄と同じ位の重量とし、博士の鞄と
掏
(
す
)
りかえるつもりだったらしい。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
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