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かいのくに
ふりがな文庫
“かいのくに”の漢字の書き方と例文
語句
割合
甲斐国
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲斐国
(逆引き)
そこから
武蔵国
(
むさしのくに
)
の境を越して、児玉村に三日いた。
三峯山
(
みつみねさん
)
に登っては、三峯
権現
(
ごんげん
)
に祈願を
籠
(
こ
)
めた。八王子を経て、
甲斐国
(
かいのくに
)
に入って、郡内、甲府を二日に廻って、
身延山
(
みのぶさん
)
へ
参詣
(
さんけい
)
した。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
甲府の近くにある
国玉
(
くにたま
)
の大橋などは、橋の長さが、もとは百八十間もあって、
甲斐国
(
かいのくに
)
では、一番大きな、また古い橋でありましたが、この橋を渡る間に
猿橋
(
さるはし
)
のうわさをすることと
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ここは、
裾野
(
すその
)
や
人無村
(
ひとなしむら
)
からも、ずッとはなれている
甲斐国
(
かいのくに
)
の
法師野
(
ほうしの
)
という
山間
(
さんかん
)
の部落。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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