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かいつくば
ふりがな文庫
“かいつくば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蹲踞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蹲踞
(逆引き)
坊さんも坊さんなら、居士も居士だと思つた。で、
狗
(
いぬ
)
のやうに次ぎの
室
(
ま
)
に
蹲踞
(
かいつくば
)
つて訳を訊くと居士はけろりとした顔で言つた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
有松氏はずつと前から、自分の管内にさういふ
忠実
(
まめ
)
な狗が居る事を自慢にしてゐた。で、その日も出迎への俥の先に
蹲踞
(
かいつくば
)
つてゐる
逞
(
たくまし
)
い狗を見ると
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
日はとつぷり暮れて、
四辺
(
あたり
)
は闇になつてゐた。その闇のなかを鼻唄で帰つて来たのは、昼間の漁師だつた。漁師は暗闇のなかに木の株のやうに
蹲踞
(
かいつくば
)
つてゐる男を覗き込んだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
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